現地時間11日、フランス・
シャンティイ競馬場で行われたニエル賞(3歳・牡牝・GII・芝2400m・1着賞金7万4100ユーロ)に、日本の
マカヒキ(牡3、栗東・
友道康夫厩舎、
C.ルメール騎手)が出走。
有力馬の回避もあって圧倒的な1番人気に支持された
マカヒキは、5頭立ての3番手でレースを進め、直線に向いて先行2頭を追い、ゴール前でキッチリと差し切って優勝。派手な着差こそつけなかったが、海外遠征初戦を見事勝利で飾り、本番の
凱旋門賞に向け弾みをつけた。日本調教馬によるニエル賞制覇は、2013年の
キズナ以来で2頭目。
クビ差の2着にはV.シュミノー騎手騎乗の
ミッドターム(牡3、英・M.
スタウト厩舎)、さらに短頭差の3着にはG.ブノワ騎手騎乗の
ドーハドリーム(牡3、仏・A.
ファーブル厩舎)が入った。勝ちタイムは2分35秒84。
【日本馬プロフィール】
◆
マカヒキ(牡3)
騎手:
C.ルメール厩舎:栗東・
友道康夫父:ディープインパクト母:ウィキウィキ母父:フレンチデピュティ馬主:金子真人ホールディングス
生産者:ノーザン
ファーム
通算成績:6戦5勝(重賞3勝)
主な勝ち鞍:2016年
日本ダービー(GI)