「
レディスプレリュード・Jpn2」(19日、大井)
4番人気の
タマノブリュネットが、直線で力強く抜け出して重賞初制覇。しぶとく逃げ粘った9番人気の
トーコーヴィーナスと、最内から追い込んだ1番人気の
ホワイトフーガが2着同着となった。なお、勝った
タマノブリュネットは「JBCレディスクラシック・Jpn1」(11月3日・川崎)への優先出走権を獲得した。
まさに大金星だ。前走でJRA1000万下を勝ち上がったばかりの
タマノブリュネットが、3度目の重賞挑戦で断然人気の
ホワイトフーガを破る会心のレース。重賞ウイナーの仲間入りを果たした。
トーコーヴィーナスが逃げる展開を、中団のやや後方から進んだ
タマノブリュネットは抜群の手応えで追走。3角過ぎから徐々にポジションを上げ、直線で外へ持ち出すと残り100メートルで一気に抜け出し先頭でゴールを駆け抜けた。
3月の
エンプレス杯以来のコンビ復活となった田辺は、「デビュー時から期待していた馬。牝馬としてはどっしり構えていて砂をかぶってもひるまない。この馬らしさを出せてうれしい」と喜んだ。次走はもちろんJBCレディスクラシック。管理する高柳師が「出走権を取れたので次も頑張りたい」と力を込めれば、田辺も「強い相手を負かしたし、胸を張って行きたい」ときっぱり。勢いに乗ってG1奪取を狙う。
提供:デイリースポーツ