「サウジアラビアRC・G3」(8日、東京)
現2歳世代は3頭が勝ち上がり。美浦注目の若手トレーナーが初重賞Vを目指し、
バリンジャーを送り込む。「マイルは初めてだけど、距離は徐々に延ばしたいと思っていたんですよ」と
奥村武師。ここ2戦は1200メートルだが、底力勝負の舞台はむしろ歓迎の構えを見せている。
前走の
函館2歳Sは出遅れて万事休す。それでも大外から6着まで追い込んできた。「ゲートが悪かったですね。それでも来たんだから。やっぱり能力はあります」と振り返ったのは寺島助手。中間は入念に練習を重ね、「順調です」と課題の克服には手応えアリだ。
美浦全休日の4日も馬場入りを敢行。Dでうなるような行きっぷりを見せながら、最終追いに備えて体をほぐした。「8月28日に帰厩。仕上がりは、そこそこいいんじゃないですか」と状態面に不安はない。オーナーは
マカヒキを所有する金子真人HD(株)。フランスのうっぷんは日本できっちりと晴らしたい。
提供:デイリースポーツ