先週の京都競馬では、
ブエナビスタの初仔・
コロナシオンが見事、新馬戦を勝ちあがった。管理する
池添学調教師は血統馬を無事勝利に導けたことに安堵の笑顔をみせた。
「まだ脚元だけで走っている感じでしたね。これから成長とともに、もっと体全体を使って走れるように育てたいと思っています」
そして今週、今度は
ハープスターの妹にあたる
アスティル(父・
ステイゴールド)を送り出す。
「先週は川田騎手に追い切ってもらい、感触をつかんでもらいました。そこでしっかりやっているので、今週は折り合いに専念しています。まだ、終いのギアが1、2段階隠されている感じがしますね。前向きな性格なので、しっかり折り合って競馬でいい切れ味を見せてくれればと思っています」
カイバ食いもいいそうで、このあたりは大食漢で知られた姉・
ハープスターを彷彿させる。
「調教のピッチが上がってもカイバ食いは落ちませんでした。頼もしいですね。小柄ですが、馬体も安定してます。」
デビュー戦は10月23日、京都4レース(芝1400m)。
(取材・写真:花岡貴子)