「
天皇賞(秋)・G1」(30日、東京)
昨年の
年度代表馬モーリスが20日、美浦Wで1週前追い切りに臨んだ。ともに出走する僚馬
サトノクラウン(4歳オープン)を向正面から1馬身先行させての内併走。
安田記念での敗因となった気性の激しさはひとまずしまいこみ、3角までほぼ15-15で適度に抑えて、直線から追いだした。
促されるとさすがの反応。一気の加速でパートナーを鋭くとらえ、1F標で1馬身前に出ると、そのままの位置関係を保ってゴールした。刻んだタイムは6F82秒8-37秒6-12秒4。鋭さは時計でも裏付けられた。
「中間は順調に調整できているし、けさも長めからしっかりできた。体も増えている」と橋本助手は納得の表情。調整は計画通りに進んでいる。
提供:デイリースポーツ