東京11Rの第154回
天皇賞・秋(GI、3歳以上、芝2000m)は1番人気
モーリス(R.ムーア騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分59秒3(良)。1馬身1/2差2着に7番人気
リアルスティール、さらに1馬身1/4差で3着に6番人気
ステファノスが入った。
モーリスは美浦・
堀宣行厩舎の5歳牡馬で、
父スクリーンヒーロー、
母メジロフランシス(母の
父カーネギー)。通算成績は17戦10勝。
〜レース後のコメント〜
1着
モーリス(ムーア騎手)
「今日はスタッフが完璧に仕上げてくれていましたし、今までにないくらいの走りをお見せ出来たと思います。
エイシンヒカリと
ラブリーデイからあまり離れずにレースが出来、いいところにいるなと思いました。ただ、目の前にいる馬は伏兵ばかりでしたから、それらを避けるために早めに外から動いて行きましたが、馬がパワフルなので、早く追い出しても誰も追いつけない自信がありました。ペースが速くなかったことも幸いでした」
2着
リアルスティール(
M.デムーロ騎手)
「スタートで少し掛かって行って、一番いいところを走れませんでした。今日は
モーリスが強かったです。この馬もすごく頑張ってくれました。この馬の強さにもビックリしました」
(
矢作芳人調教師)
「装鞍でトラブルがあり、普通の馬では走れないような状態でしたが、その中であれだけ走れましたし、負けたことは残念ですが、地力は示してくれましたし、感心しました。次走は
香港カップを考えていましたが、
モーリスもいますし、
ジャパンカップも視野に考えていきます」
3着
ステファノス(
藤原英昭調教師)
「しっかり走っていますし、力は発揮してくれました。外枠でしたし、後ろからの競馬にかけましたが、上位2頭は強かったです」
4着
アンビシャス(
音無秀孝調教師)
「流れることを祈っていましたが、まったく流れてくれませんでした。最後は4着に来て力を見せてくれましたが...。これで年内は休養です」
5着
ロゴタイプ(田辺騎手)
「いい感じでしたし、脚をためられました。1度使ったことで馬はピリッとしていました。デキは上向いていました」
7着
ルージュバック(戸崎騎手)
「3〜4コーナーで外を回そうとしましたが、ゴチャついてしまいました。そのあたりがスムースだったら良かったのですが...」
8着
ヒストリカル(田中勝騎手)
「このスローペースでは動けません。頑張ってくれているのですが...」
9着
ラブリーデイ(
ルメール騎手)
「他の馬が行って、その直後につけて行く形にはなりましたが、大外枠は厳しいです」
11着
クラレント(内田博騎手)
「少しイレ込んでしまってかわいそうでした。世界と戦った馬が1、2着でしたし...」
12着
エイシンヒカリ(
武豊騎手)
「先手を取る形でしたが、レースは大人しすぎました。去年はエキサイトしすぎていたと感じたくらいだったのですが...。難しい馬です。次で頑張りたいです」
ラジオNIKKEI