今年2歳を迎えた初年度産駒から、ヨーロッパだけでなく日本でも活躍馬が出ている種牡馬
フランケルが、来年春もこれまでと変わらぬ種付け料で供用されることが明らかになった。
同馬を繋養する英国ニューマーケットにあるバンステッドマナー・スタッドから、11日(金)に来年度の種付け料の発表があったもので、
フランケルは12万5千
ポンド、日本でおよそ1720万円に据え置かれることになった。
バンステッドマナー供用馬では、2014年の3歳牡馬チャンピオンで、今年の春に初年度産駒が生まれた
キングマンも、5万5千
ポンド(約755万円)に据え置かれる。一方、先日のGI・BCフィリー&メアターフを産駒の
クイーンズトラストが制し、トップサイヤーとしての存在感を示したダンシリは、2015年の8万5千
ポンドから、2016年は6万5千
ポンドに値下げされる他、今年も新たにムアーラブというGI勝ち馬を輩出したオアシスドリームも、2015年の7万5千
ポンドから、2016年は5万5千
ポンドに値下げされることになった。
また、米国ケンタッキーにあるゲインスウェイ・
ファームも、2016年の種付け料を発表し、リーディングサイヤーのタピットが、来年春も北米供用種牡馬では最高額の30万ドル(約3200万円)で供用されることが明らかになっている。
(文:合田直弘)