「
ジャパンカップ・G1」(27日、東京)
初合体で息の合った走りを披露した。12年
ジェンティルドンナ以来の3歳牝馬による
ジャパンC制覇を目指す
ビッシュ。23日の最終リハには初コンビの幸が栗東から駆けつけた。美浦Wで
ダイワエトワール(2歳新馬)を3馬身、
クライオブジョイ(2歳新馬)を6馬身追走する形で発進。持ったままで僚馬2頭にそれぞれ1馬身の差をつけ、5F69秒2-39秒8-13秒1の時計で駆け抜けた。
昨年の春以来、2度目の美浦来訪という鞍上は「思い通りのケイコができました。これだけ乗りやすければ、本番でも先生の指示通り乗れます」と好印象を伝える。ディープ産駒らしい弾むようなフットワークに「バネがあって切れる感じがありました。でも担当している方から“長く脚を使うタイプ”と聞いているので」と本番に向けてのイメージを膨らませていた。
自身は
スティルインラブで03年の牝馬三冠を達成。競馬界の色男にとって牝馬の扱いはお手の物?「
秋華賞の10着は参考外とみていいでしょう。相手は強いですが、53キロの斤量を生かして差を詰められればいいですね」とさわやかな笑顔で美浦を後にした。(刀根善郎)
提供:デイリースポーツ