9日、京都競馬場で行われた6R・3歳新馬(芝1600m)は、
武豊騎手騎乗の1番人気
アグネスアーク(牡3、栗東・河内洋厩舎)が2番手追走から直線後続を突き放し、7番人気
ビッグシャトルに3.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分37秒4(良)。さらにクビ差の3着には3番人気
エイシンシテンノーが入った。なお、血統的に注目されていた
テューダーローズ(
父サンデーサイレンス、
母ロゼカラー)は6着(2番人気)に敗れた。
勝った
アグネスアークは、
父アグネスタキオン、
母ベルセゾン(
その父ベリファ)という血統。叔母に01年
スワンS(GII)など重賞3勝を挙げた
ビハインドザマスク、従妹に05年
京王杯2歳S(GII)3着の
コイウタ(牝3、美浦・
奥平雅士厩舎)がいる。03年セレクトセールにて4200万円で落札されていた。
管理する河内洋調教師は、自身が騎乗していた
アグネスタキオンの産駒で初勝利を挙げた。
中山6R・3歳新馬(牝、ダート1200m)は、
石橋脩騎手騎乗の3番人気
レオアスカ(牝3、美浦・斎藤宏厩舎)が、道中好位追走から直線伸びて、逃げた1番人気
ルシナクィーンに1.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分14秒3(良)。さらに1馬身差の3着には7番人気
エルプリメロが入った。
勝った
レオアスカは、
父ムタファーウエク、
母ベレーザ(
その父パーフライト)という血統。叔父に
JRA・4勝を挙げた
レオワールドがいる。
ムタファーウエク産駒は、
JRA現3歳世代で3頭目の勝ち上がりとなった。
京都5R・3歳新馬(ダート1800m)は、
上村洋行騎手騎乗の1番人気
カルナバリート(牡3、栗東・藤沢則雄厩舎)が3番手追走から直線抜け出すと、4角で捲くってきた8番人気
ピエナテンイヤーズに5馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分55秒1(良)。さらに2.1/2馬身差の3着には2番人気
エプソムシーザーが入った。
勝った
カルナバリートは、
父エルコンドルパサー、
母ダンジグエンジェル(
その父Danzig Connection)という血統。
エルコンドルパサー産駒は、
JRA現3歳世代で12頭目の勝ち上がりとなった。