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香港カップ・香港G1」(11日、シャティン)
ラストランに向け、悔いのない仕上げを施した。1日の日の出前の午前5時過ぎ、スタンドの照明を浴びながら美浦Wに姿を現した
モーリスは、序盤から軽快にピッチを上げていく。勢い良く4角を回ると直線でも緩めることなく気合を注入されてゴール。6F79秒0-36秒1-12秒7の超抜時計を記録して国内最終追い切りを完了した。
橋本助手は「直線はしっかりという指示。この時計で動いているのだから、状態は引き続き良さそうです」とうなずく。前走の
天皇賞・秋でG1・5勝目を挙げるとともに、中距離でも最強をアピールした。
いよいよあと1戦に迫った競走生活の最終章。「加減をせずに調整を進めています。ここまで問題なく来ているので、期待しています」と力を込めた。出国は3日。有終Vに向けて出撃態勢は整った。
提供:デイリースポーツ