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阪神JF・G1」(11日、阪神)
新潟2歳Sを制して以来の実戦に臨む
ヴゼットジョリーが7日、栗東CWで絶好の動きを披露した。3カ月半の休み明けだが、既に馬体もスッキリ。万全の仕上がりでG1に向かう。
厩舎の先輩
ファンドレイザー(3歳500万下)の約3馬身後方からスタート。楽な手応えのまま差を詰めると、直線で内に潜り込んでひと伸び。1馬身先着を決め、6F84秒3-37秒9-11秒6をマークした。
手綱を取った和田は「まだ手応えに余裕があったほど。スピードがあって、いい馬ですね」と笑顔。1週前追い切りでも騎乗しており「乗りやすくて癖がない」と褒め言葉が続いた。
新潟2歳Sで中団から見事な差し切りを決めたように、いい脚を長く使えるのがセールスポイント。福永助手は「この中間、予定通りに調教を積んでいる。心配はないよ」と、中104日での戴冠へ自信たっぷりに胸を張った。
提供:デイリースポーツ