12月10日(土)・11日(日)に行われる新馬戦の出走馬が、8日確定した。

　今週は中山、阪神、中京で計9鞍の新馬戦が組まれている。出走する主な2歳馬は以下の通り。

※左から、馬名(性別、騎手・調教師、父馬)

◆12/10(土)
・中山5R(芝1600m・13頭)
アーザムブルー(牡、戸崎圭太・戸田博文、ディープインパクト)…叔父に2013年のダービー馬キズナ、伯母に1998年の桜花賞などGI・3勝を挙げたファレノプシスがいる。順調に乗り込まれ、期待できそう。

・中山6R(ダ1800m・14頭)
セダブリランテス(牡、内田博幸・手塚貴久、ディープブリランテ)…半兄に現役オープン馬のモンドインテロ(父ディープインパクト)がいる。調教の動きが良く、期待できそう。

・阪神5R(芝1400m・8頭)
ラプソディーア(牝、C.ルメール・友道康夫、ディープブリランテ)…半兄に2014年の新潟記念、中日新聞杯を制したマーティンボロ、2011年のラジオNIKKEI賞を制したフレールジャックがいる(共に父ディープインパクト)。

・阪神6R(ダ1800m・7頭)
スプレンダークラン(牝、V.シュミノー・池添学、ルーラーシップ)…エルコンドルパサー産駒の半兄ヴァーミリアンはJBCクラシック3連覇などGI・9勝を挙げた。他にも3頭の兄が重賞を勝っている。

◆12/11(日)
・中山5R(芝1800m・12頭)
ホッコーライデン(牡、北村宏司・松永康利、アグネスデジタル)…順調に調整され、追い切りでも良い動きを見せた。初戦から期待できそう。

・中山6R(ダ1200m・15頭)
アベストルース(牡、勝浦正樹・田村康仁、タイムパラドックス)…順調に乗り込まれ、追い切りもしっかりと動いた。初戦から期待できそう。

・阪神5R(芝1800m・8頭)
グラニーズチップス(牝、V.シュミノー・藤原英昭、ハーツクライ)…ディープインパクト産駒の半兄ステファノスは昨年の天皇賞(秋)で2着、今年の同レースでも3着に入った。重賞は2014年の富士Sを勝っている。

・阪神6R(ダ1200m・9頭)
スターカットダイヤ(牡、藤岡康太・平田修、ダイワメジャー)…順調に乗り込まれ、追い切りでは坂路で2週連続ラスト1ハロン12.5秒を切る動きを見せた。

・中京5R(芝2000m・9頭)
ダノンキングダム(牡、北村友一・安田隆行、ステイゴールド)…ダイワメジャー産駒の半兄ダノンメジャーはデビューから2連勝した。仕上がりが良さそうで、初戦から動けそう。