「
有馬記念・G1」(25日、中山)
エリザベス女王杯3着の
ミッキークイーンは、栗東CWの3頭併せで最先着。気配の良さを伝えた。
叩いた効果は歴然だ。長期休養明けの
エリザベス女王杯では3着に敗れた
ミッキークイーンが15日、栗東CWで圧巻の末脚を発揮した。6F81秒6-37秒7-11秒6。
フォイヤーヴェルク(3歳500万下)、
サトノシャーク(2歳500万下)を内から追い抜き、最先着を果たした。
「動きは良かったですね。反応の良さや息遣いが明らかに良くなっています」と池江師は上積みの大きさを強調する。前走時は脚元を考慮し、坂路のみの調整だったが、前回の反動がなかったため、CW追いを解禁。「しっかりと追えたのは良かったですね」と納得の笑みを浮かべた。
「古馬の一線級とやるというのが一番のポイントだと思う。何とか頑張ってほしい」と力を込めた指揮官。本調子を取り戻した
ミッキークイーンが、牡馬の前に立ちはだかる。
提供:デイリースポーツ