「
ホープフルS・G2」(25日、中山)
関東の名門厩舎から3頭目のスター候補が誕生した。1番人気の
レイデオロがデビューから3連勝。直線一気に抜け出す圧巻の勝ちっぷりで、初のタイトル奪取に成功した。
「いつも楽に勝ってくれる。きょうも楽に勝ってくれた」とルメールは涼しい顔。藤沢和師は「レースではいいけど、返し馬やゴール後も元気いっぱい。馬が若いね」と苦笑いだが、期待馬のVには目を細める。
藤沢和厩舎はこれで阪神JF(
ソウルスターリング)、朝日杯FS(
サトノアレス)に続き3週連続で2歳重賞V。3頭目の重賞ウイナーー誕生に、「今年の2歳はみんな気がいい(強い)のでケイコがいらない。頑張ってくれている」と笑いが止まらない。
今後は27日に福島県のノーザン
ファーム天栄に放牧へ。どこか
トライアルを一戦してから
皐月賞(4月16日・中山)へ駒を進める可能性が高い。過去10年で3頭のダービー馬が誕生している出世レースも制し、悲願の牡馬クラシック制覇を完全に視界にとらえた。
提供:デイリースポーツ