2002,2003年のシガーマイルハンデ連覇など、アメリカでG1・5勝を挙げたCongaree(コンガリー)が、11月22日に亡くなったことが分かった。22歳。
ボブ・バファート調教師の管理馬。父はアラジ、母はMari's Sheba。
デビュー2戦目で勝ち上がると一気に3連勝、一躍クラシックの有力候補に躍り出た。
2001年ケンタッキーダービーはモナーコスの3着、プリークネスSはポイントギヴンの3着だった。
次走に選んだスワップスSでジーワン初勝利。
重賞2勝を挟んで、2002年のシガーマイルハンデを制覇しジーワン2勝目。
その後は勢いに乗り、G2を連勝。サンタアニタハンデ2着の後、2003年カーターハンデでジーワン3勝目を挙げた。
同年7月にはハリウッドゴールドカップを勝利してジーワン4勝目。この年はBCクラシックに挑戦。プレザントリーパーフェクトの4着と好走。
そして、同年11月にシガーマイルハンデを勝利。同レース連覇とともに、ジーワン5勝目を達成。これが最後の勝利となった。
競走馬成績は25戦12勝。
種牡馬になったCongareeは13頭のブラックタイプのステークスウィナーを輩出。主な産駒にシューメーカーマイルSを制したJeranimo,スピンスターSを制したDon't Tell Sophia.
日本で走った産駒は1頭のみ(エイシンフルハート)。エイシンフルハートは中央ダートで3勝を挙げた。
日本でCongareeを母父に含んでいるのは、キラービューティ(大下智・元騎手の中央最後の勝利時の騎乗馬)、現役ではグロンフォールや先日15日の阪神競馬の1勝クラスで3着に入ったキラープレゼンスなど。
Bloodhorse掲載のニュースでは、同馬を管理したボブ・バファート調教師や同馬のオーナー、同馬が余生を送っていた牧場の関係者からの追悼メッセージが寄せられている。
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