「
東海S・G2」(22日、中京)
馬具の効果と得意の左回りで初タイトル奪取だ。ケイコ駆けしない
モズライジンが19日、栗東坂路で自己ベストタイをマーク。当初は除外候補だったが、賞金上位馬の回避で晴れて出走へ。全ての面で流れが向いてきたとなれば、久々のコンビ結成で張り切る中谷を背に、大仕事をやってのけてもいい。
力感あふれるパワフルなアクションで、
モズライジンが栗東坂路で自己ベストタイをマーク。攻め駆けしない馬がゴールまでしっかりと駆け抜けた。
4F53秒4-38秒8-13秒1のタイムに、騎乗した中谷は「時計もちょうどいいし、よう動いているよ」と称賛した。前走の
東京大賞典では一気の相手強化に6着と敗れたが、そのダメージはみじんも感じられなかった。
JRAでの重賞挑戦は昨春の
マーチS(9着)以来2度目。これまで重賞では、昨年3月の
名古屋大賞典3着が最高。能力的には通用するものを持っているが、真面目に走らない気性面が出世を邪魔してきた。そこで鞍上は、今回から「厩務員さんとも話していて、前から着けたかったんです」とチークピーシーズ着用を提案。その効果からか、最終追い切りでも集中力を切らすことはなかった。
もうひとつ追い風となりそうなのが、7戦6連対と抜群の安定感を誇る左回りに変わる点だ。「コーナーがスムーズだし、ゲートの出からして違う」と中谷。確かに4走前の東京では、スタートを決めて好位から押し切る強い勝ちっぷり。中京でも2戦して2連対と言うことなし。待望のタイトル奪取へ、桶狭間に
ライジンの一撃をとどろかせてみせる。
提供:デイリースポーツ