昨年の米国内のレースで最もドラマチックな勝利を挙げた馬に贈られる「
モーメント・オブ・ザ・イヤー Moment of the Year」の大賞が発表され、
アフリートアレックス Afleet Alex(牡4)の勝った
プリークネスS(3歳、米G1・ダート9.5f)が、NTRA(全米競馬協会)公式サイトのファン投票で、82%という圧倒的な支持を受けて選出された。
昨年の
プリークネスSは、1番人気の
アフリートアレックスが3角過ぎで一気に2番手まで押し上げたが、一番スピードの乗ってきた4角で他馬と接触、落馬寸前の大きな不利を受けたものの、そこから奇跡的なリカバリーを果たし、4.3/4馬身差の圧勝というレース内容。今回は、その大きな不利に打ち勝った印象的なレースパフォーマンスが評価されての受賞となった。
なお、
シーザリオ(牝4、栗東・角居勝彦厩舎)が海外の強豪を撃破したアメリカン
オークス(3歳牝、米G1・芝10f)もノミネートされていたが、惜しくも受賞はならなかった。