東京新聞杯(GIII・芝1600m)に美浦から出走する各馬について、管理する各調教師のコメント。
ヤングマンパワー(牡5・美浦・
手塚貴久)について、手塚調教師。
「前走(
マイルCS・16着)は初騎乗のジョッキーということもあり、流れにも乗れなかった感じもありますし、右回りも影響したかもしれません。今回はこの時期にしては毛ヅヤも良く体調も良いですね。前走で減っていた馬体重も戻っていると思います。先週はこの馬にしては結構強めにやっていてまずまずの動きでした。今週は促す程度の追い切りでしたが、動きは良かったです。東京コースも合っていますし、今回は前走とは違うと思います。戸崎騎手も3連勝した時に乗っていますからね。
安田記念(GI)に向けて、得意のコースで仕切り直しです」
マイネルアウラート(牡6・美浦・高橋裕)について、高橋調教師。
「先週は結構やっていますので、今日は馬なりでしたが、動きはとても良く、良い感じで来ています。枠運にもよりますが、好位でレースを進めることになるでしょう。東京コースは3勝していて実績がありますし、コースを選ぶタイプでもありません。ここに来て一回り大きく成長していますから、楽しみですね」
ダイワリベラル(牡6・美浦・
菊沢隆徳)について、菊沢調教師。
「今日の追い切りは抜け出してから一発ムチが入りましたが、動きは良かったです。上がりの息遣いも上向いていますね。
ニューイヤーS(OP・14着)は、良い頃と比べると走りに弾む感じがなく今ひとつでしたし、気持ちが走る方向に向いていないようでした。コースでダラッと調教をするよりも坂路でやった方が良いと考え、今日は坂路で追い切りました。先週、今週とブリンカーをつけて追い切りましたが、余計なことを考えずに走っている感じです。ただ実戦で装着するかは検討中です」
ストーミーシー(牡4・美浦・
斎藤誠)について、斎藤調教師。
「先週(
節分S・1600万下・12着)に続いて連闘になりますが、それが良い方向に出てほしいです。この馬のいつものパターンのレースをして、あとは流れが向いてくれればと思います」
(取材・写真:佐々木祥恵)