スマートフォン版へ

【京都記念】サトノクラウン連覇達成!魅せた世界の末脚

デイリースポーツ
  • 2017年02月13日(月) 06時05分
 「京都記念・G2」(12日、京都)

 人馬ともに連覇達成だ。昨年の香港ヴァーズ覇者で3番人気のサトノクラウンが、M.デムーロの鮮やかな手綱さばきに導かれ、好位から力強く抜け出して4年連続5度目の重賞制覇を達成。今後は今年からG1に昇格する大阪杯(4月2日・阪神)で、国内のビッグタイトル獲得を狙う。単勝1.7倍の支持を集めた昨年のダービー馬マカヒキは、5番人気のスマートレイアーにも先着を許して3着に敗れた。

 海外G1馬の力を存分に見せた。香港ヴァーズを制したサトノクラウンが、昨年に続く連覇を達成。3番手から直線は馬場の中央を鋭く伸び、スマートレイアーマカヒキの追撃を“完封”した。M.デムーロは、1年ぶりにまたがったパートナーをねぎらうように優しく首筋を叩き、誇らしげに右手を突き上げた。

「素晴らしい。とてもうれしい。本当にいい馬。去年も勝っていたし、香港のG1も勝った。自信を持っていました」と殊勲の鞍上は破顔一笑。「スタートからいいところで行けたし、ずっといい手応えでよく伸びました。去年は返し馬でイレ込んだけど、今年は落ち着いていた。緩かったトモも良くなっていた。マカヒキは怖かったけど、僕の馬も強い」とダービー馬を撃破した相棒をたたえた。

 愛馬の4年連続重賞Vを見届けた里見治オーナーは「調教師から“今までの出来で一番いい”と聞いていた。非常にいい走りで、先が楽しみ。マカヒキを負かしたのは価値がある」と明るい表情。昨秋以降、所有馬が国内外でG1・4勝と大活躍。年が明けても続く快進撃に「まだ(今年は)始まったばかりだよ」と思わず頬を緩ませた。

 今後はドバイ遠征は見送り、G1に昇格した大阪杯を目標にする方針。マカヒキ、昨年の年度代表馬キタサンブラックとの再戦が実現する。「天皇賞・春は距離が長いし、(サトノ)ダイヤモンドがいいと思う。血統的に種馬としても面白い馬。国内でもG1を獲ってくれたら言うことない」とオーナー。栄冠奪取へ、力強く歩んでいく。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す