「
ヒヤシンスS」(19日、東京)
3戦3勝の
エピカリスが始動戦を迎える。昨年8月のデビューから圧勝続き。“現時点で古馬の一線級より強いのでは?”という声が上がっている程の大物だ。前走の
北海道2歳優駿では、後続に2秒4もの大差をつけた。萩原師は「これまでの3戦は内容、時計、ともに申し分ない」と胸を張る。中間は放牧を挟み「全体的に力をつけた感じがする」とさらなる
パワーアップを伝える。
この後はUAEダービー(3月25日・メイダン)を予定しているが「ベルモントSも目指したいね」と壮大なプランを明かしたのはオーナーサイドの吉田勝己氏。夢はドバイだけにとどまらず、ダートの本場アメリカも視野に入れている。
指揮官は「海外遠征については、今回の結果を見て判断したい」と慎重な姿勢を崩さない。それだけに結果だけでなく内容も問われる重要な一戦だ。力強い走りで世界への扉を開く。
提供:デイリースポーツ