「
中山記念・G2」(26日、中山)
再び世界へ。
ドバイターフ・UAE・G1(3月25日・メイダン)連覇を目指す
リアルスティールが、昨年歩んだVローテで前哨戦に挑む。
ジャパンC5着後は、
有馬記念をパスして放牧へ。英気を養い、連覇へ向けての準備を進めてきた。柿崎助手は「あくまでも目標は先ですが、昨年の疲れも癒えて順調に調整できています。年齢を重ねて、体はだいぶ完成されてきました。歩様なんかは今の方がいいですよ」と目下の体調の良さを伝えた。
それを証明したのが、栗東CWで行われた1週前追い切り。6F78秒9-37秒0-12秒3の好時計をマークし、併せ馬で先着を果たした。仕上げ人は「1週前なのである程度、負荷をかけようと。攻めはいつも動きますが、乗り手は“割と折り合いはスムーズでした”と話していました」と満足げにうなずいた。
大志を抱いて海を渡る前に、まずは始動戦から存在感を示したい。「国内ではG1で2着が3回ありますが、負けたのは
ドゥラメンテと
キタサンブラックと
モーリス。そういう相手と戦ってきましたから。今回は適距離。いい競馬ができるはず」。昨年は3着。今年は16年のリーディングジョッキー・戸崎圭を鞍上に迎えてV発進を決める。
提供:デイリースポーツ