「6歳まで厩舎の柱として活躍してくれて、夢と希望と、喜びを与えてくれました。本当にありがとうという気持ちです」-。先日、引退と種牡馬入りが発表になったミッキースワロー(牡7、父トーセンホマレボシ)。管理した菊沢隆徳調教師(50)にコメントを求めると、感謝の言葉が続いた。
出会いは14年のセレクトセール。調教師としては新米だった菊沢師は同年に誕生したトーセンホマレボシ初年度産駒の当歳馬に魅入られたという。「下見のときに素晴らしい馬だと思いました」。
野田みづきオーナーが落札し、菊沢厩舎へ。厩舎所属の菊沢一樹騎手(23)を背にデビュー。横山典騎手を背に17年セントライト記念で重賞初制覇を果たし、菊沢騎手とのコンビ復活で19年七夕賞を快勝。昨年も日経賞を制し、天皇賞・春で3着に入るなど、芝の中長距離路線で活躍を続けた。
最も印象に残っているレースを聞くと、それぞれのレースの思い出をひとしきり語った後、皐月賞馬アルアインを並ぶまもなく差し切った17年のセントライト記念を挙げた。
「横山典騎手といつも話すのですが、『あのセントライト記念はすごかったね』と。その後の菊花賞(不良馬場で6着)がちょっと厳しい馬場の競馬になってしまいましたが、すごい能力を持っている馬でした。オーナーの計らいで種牡馬になることができて本当に良かったですし、あのセントライト記念がこの馬の能力だと思って、種付けを検討していただければいいなと思います」。
昨秋のジャパンC7着後、有馬記念を直前で回避し、現役を引退。優駿スタリオンステーションで種牡馬入りした。来年には初年度産駒が誕生し、早ければ24年の春、ミッキースワロー2世がターフを走ることになる。
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