「フィリーズR・G2」(12日、阪神)
態勢は整った。阪神JF11着以来の
ジューヌエコールは8日、栗東坂路で新コンビの北村友を背に単走。最初の1Fは14秒6とゆったりと入り、13秒7、12秒9と1Fごとに速くなる理想的なラップを刻む。最後までブレのない走りを披露し、4F53秒2-38秒6-12秒0をマークした。
鞍上は「順調です。一杯はいらないということだったので、八分の余力残し。普段の調教は掛かるところがありますが、追い切りは大丈夫ですね」と声を弾ませる。安田隆師は「先週もビッシリやったし、今週は上がり重点。感触は良くなったように見えましたね。カイ食いも全く問題ないし、調整はしやすいです」と歯切れがいい。
師は「普通のペースだと掛かるし、条件は千六よりいい」と距離短縮を歓迎。「最低でも(最初の3Fは)35秒台前半で流れてほしい」と速い流れを望んだ。2走前の
デイリー杯2歳Sで牡馬相手に重賞を勝ったように、底力はメンバー屈指。デビュー3連勝を飾った逸材が、2つ目のタイトル奪取で再び上昇気流に乗る。
提供:デイリースポーツ