角居師が冬場に多くなるダートのレースについて解説する。
今週から関東は中山に替わって東京競馬場での開催、関西ではそのまま中京競馬場、そしてローカルの小倉競馬場ということになります。
東京の最終日(2月21日)には今年最初の、そして私にとって正真正銘最後のG?となるフェブラリーステークスが行なわれます。
東京競馬場はとにかく広い。コーナーのカーブがゆるやかだし、幅員も最大で41mあるので、ゴチャつくことがありません。
いわゆる「まぎれ」がなく、道中で多少の不利があっても、直線が長いので、力通りの決着になります。
逆に言えば負けたときの言い訳ができません。
東京での勝ち数は小倉や中京を上回っており、重賞勝ち数は京都・阪神をも上回っている。
G?は12回も勝たせてもらいました。
そのうち6回はウオッカで、彼女はとにかく東京が大好きでした。
東京競馬場に出走させるときは、とにかく勝ちに行くという覚悟です。
冬のダートで見逃せないのは馬場の状態です。
この時期は馬場が凍らないように凍結防止剤を撒くことがあり、そうすると砂に粘りが出て馬場が締まり、スピードのある馬が有利になるのです。
道中脚をタメてキレ味を生かして抜け出すという角居厩舎の流儀に合う。
エアハリファはダート血統ですがスピードは豊かで、特に冬場のレースは得意でした。
芝向きの馬をダートに使うことも多くなります。
ダートと比べれば芝は軽いので「変速ギア」の多い馬が有利。
鞍上のゴーサインに応えて馬体が微妙に沈み込み、締まった路盤を蹴って一段スピードを上げるのです。
ただし本来芝向きの馬については冬限定。
ずっとダートを走っているとどうしても本来のスピードが損なわれていきます。
あのカネヒキリも2歳夏のデビュー戦は芝で4着、2戦目も11着。
一息入れて2月にダートを走らせたところ9番人気ながら7馬身差の圧勝、中1週で臨んだダートの昇級戦も強い勝ち方でした。
これならと芝に戻しましたが結果が出ず、ダート路線を歩むことになりました。
それでもスピードを研くため、追い切りは芝で行ないました。
特に東京のマイル戦は、スタートが芝ということもあって、スピードが不可欠なのです。
角居師、最後のG?レースに出走してくる厩舎の馬はいるのか…
もしやキセキが奇跡を起こすのか?!
その時が来るのか楽しみで仕方がない!
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