阪神競馬場の公式ツイッターが26日、同日行われた松籟ステークス(3勝クラス・芝3200メートル)のレース中に仮柵を移動させる様子を動画を添えて投稿。レース中に外回りから内回りに変えるという試みの裏側に、競馬ファンを中心に話題を集めている。
公式ツイッターは「阪神の外→内コースで行われる初めての3200m。仮柵の移動の様子を動画で撮影してきました!1周目が通過した後に係員の方々が駆け足で仮柵を移動させ、その後、何事もなかったかのように馬たちは内回りコースを駆け抜けていきました。見られないところで、こんな“時間との戦い”が行われています!」と投稿。
動画では競走馬が通り過ぎた直後に、十数人の係員が息を合わせて急いで仮柵を移動させる様子を見ることができる。
阪神競馬場では1994年に芝3200メートルの天皇賞・春(勝ち馬ビワハヤヒデ)が行われたが、当時は外回りコースがなく、1コーナーのポケットからスタートし、今の内回りコースを約2周する形だった。外→内コースの今回は向正面からのスタートとなる。
京都競馬場の改修に伴い、阪神競馬場で5月2日に行われる天皇賞・春(芝3200メートル)の“予行練習”でもあり、ファンからは「途中で誰か転んだら大変だ」「これは一発勝負の大変な作業」「貴重な映像だ」「天皇賞・春も楽しみだ」など驚きのコメントが殺到していた。
- ネタ元のURL
- https://www.chunichi.co.jp/article/209499?rct=horse