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【天皇賞・春】キタサンブラックが“進化と真価”を示した一戦

デイリースポーツ
  • 2017年04月30日(日) 21時00分
75 50
 「天皇賞・春・G1」(30日、京都)

 上位5頭までが従来のレコードを上回るというハイレベルな一戦。なかでも自身の昨年のV時計を3秒近く縮めたキタサンブラックが、進化と真価を示す形となった。

 前半5F通過は58秒3。2F目から7F目まで11秒台のラップが並ぶ長距離戦では異例の超ハイペースを、離れた2番手で追走。それでいて例年、ペースが落ちる残り2000~1000メートルの5Fを、昨年と全く同じ62秒4で乗り切った。タフな流れのなか、刻んだ上がり3F35秒3は昨年と比べて0秒3遅いだけ。この1年で得た成長を数字と結果で証明した。

 勝ち馬とともに2強を形成したサトノダイヤモンドは、本質的な距離適性の差が出た感。コースロスの大きい外枠もあだとなったが、出走馬最速の上がり3F35秒0をマークして3着と意地は見せた。一角崩しに成功した2着シュヴァルグランは、友道師の「完璧に乗ってくれた。これで負けたら仕方がない」という言葉に集約されるように、道中の運び方も仕掛けどころも文句なし。今後も長距離路線では目が離せない存在だ。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント 75件

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  • ボクノスルタンさん

    キタサンブラックは本当に隙のない名馬になりましたね。シュヴァルグランの勝ちに行く姿も最高でしたし、サトノダイヤモンドの末脚も素晴らしかった。そして、岩田騎手のアドマイヤデウスのエスコートも痺れた。近代競馬史上最高の3分間と言っても過言ではない。本当にお疲れ様でした。

  • ネオとピサ伝説さん

    540近くの巨漢で長距離制することが規格外・・・いや、想像を絶する

  • さん

     QWRoZiQ

    岩田だから4着に残せた他のジョッキーならば着外だ。

  • ゲストさん

    2強における4歳と5歳では4歳の方が強いとか、菊花賞や昨年の天皇賞が辛勝だったとか、タイムが遅く前残りの競馬しか勝てないとかいってキタサンを認めなかった人達。結局は、過去の分析ばかりで、この馬の練習量や進化の度合いを見なかったのだろう。

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