14日、東京競馬場で行われた
ヴィクトリアマイル(4歳上・牝・GI・芝1600m)は、中団でレースを進めた
C.ルメール騎手騎乗の6番人気
アドマイヤリード(牝4、栗東・
須貝尚介厩舎)が、直線で横に広がった馬群の間を割って抜け出し、外から脚を伸ばした11番人気
デンコウアンジュ(牝4、栗東・
荒川義之厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分33秒9(稍重)。
さらにクビ差の3着に7番人気
ジュールポレール(牝4、栗東・
西園正都厩舎)が入った。なお、1番人気
ミッキークイーン(牝5、栗東・
池江泰寿厩舎)は7着、2番人気
ルージュバック(牝5、美浦・
大竹正博厩舎)は10着、3番人気
レッツゴードンキ(牝5、栗東・
梅田智之厩舎)は11着に終わった。
勝った
アドマイヤリードは、
父ステイゴールド、
母ベルアリュールII、
その父Numerousという血統。前哨戦の
阪神牝馬Sでは2着だったが、この大舞台で見事勝利を掴み、初の重賞&GI制覇を果たした。「アドマイヤ」の冠名で知られる近藤利一オーナーにとっては、2008年
天皇賞・春の
アドマイヤジュピタ以来、9年ぶりの
JRA・GI勝利となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆
アドマイヤリード(牝4)
騎手:
C.ルメール厩舎:栗東・
須貝尚介父:ステイゴールド母:ベルアリュールII母父:Numerous馬主:近藤利一
生産者:ノーザン
ファーム
通算成績:14戦5勝(重賞1勝)
【
C.ルメール騎手のコメント】
凄く嬉しいです。体は小さい馬ですが、こういう馬場は上手ですから、自信がありました。(道中は)いいポジションでとても
リラックスしていましたね。一瞬の脚を使うタイプなので、直線では追い出しを我慢しました。最後までよく頑張ってくれました。