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戸崎圭太騎手がサウジ遠征を振り返る

  • 2021年03月11日(木) 21時51分
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サウジアラビア遠征から帰国し、2週間の隔離期間を終えた戸崎圭太騎手が今週末から国内の騎乗を再開する。

今週末、来週末にJRAで騎乗し、その後は再び中東ドバイへ。再び世界のひのき舞台で戦う。

「今までの自分は突拍子もないことをするタイプではなかったんですが・・・」。自らの性格を冷静に自己分析しつつ、振り返った。“突拍子もない”行動=サウジカップデー週と帰国後の2週間、合計3週間の国内騎乗を棒に振ってもサウジへ向かった理由とは何か。

「今回は流れを感じました。昨年ケガから復帰して、その年の秋にG1を勝たせてもらえた。チュウワウィザードにはそういう縁がありました。なかなか海外に日本人が乗りに行く機会が少なくなりましたし、いい経験ができて刺激を受けました」。

「(サウジダービーは乗り替わりで)急遽だったし、サウジのダートがどうなのかなと思ったけど、終始手応えが良かったです。(ゴールしたときはウォーという感じ?)それはなかったです」と冷静沈着な答えが返ってきた。「レース後の英語のインタビュー、いきなりだと緊張しますよね?」と振ると、「あれはいきなりじゃなくても答えられなかったかな」と苦笑い。「今までも英語を学ばなきゃと思っていたけど、今回も海外に行って、競馬に限らず、英語を学ばなければと思いました」。

昨年のJRA賞最優秀ダート馬チュウワウィザードの敗戦については「なにか、ダートが合っていない感じだったので」と不完全燃焼の走りに首をひねった。こちらはドバイでの反撃を期待したい。

「サウジから帰って2週間、競馬に乗れない環境は悔しかったですね。(再来週の)ドバイに関しては桜花賞のアカイトリノムスメがいたので、悩むところでしたけど、サウジで感じたこと、行った経験は大きかったのでドバイも行きたい気持ちが強かったです。この2週間は家で競馬を見ていて、早く乗りたい気持ちもありますし、いいレースを提供できるように頑張りたいと思います」。

土曜メインの中山牝馬Sはドナアトラエンテとコンビを組む。「以前乗ったときに素質は感じていました。気性的に難しい面があったイメージですが、最近はそれが出なくなってのかなと思います」と期待する。水曜朝の美浦では、2週間の隔離期間を物語るように伸びたヒゲをカメラマンのリクエストに応えて公開。4週間ぶりになる今週末の国内騎乗へ向け、気合十分だ。
ネタ元のURL
https://p.nikkansports.com/goku-uma/news/article.zpl?topic_id=1&id=202103110000408&year=2021&month=3&day=11

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