28日(日)に東京競馬場で行われる第84回
日本ダービー(GI)に登録をしている
カデナ(牡3、栗東・
中竹和也厩舎)について、追い切り後の
中竹和也調教師のコメントは以下の通り。
(ダービー当該週を迎えた今の気持ちは?)
「正直なところ、何とか無事にここまでやって来られたという感じです」
(調教過程を振り返って)
「1週前は最終追い切りに向けたリハーサル的な追い切りでした。やはりそれが上手くいきまして、今週は良い調教内容になりました。
最終追い切りは一杯にという指示を出して、やってもらいました。満足いく内容でしたし、満足いく動きでした。
万全に持って来られたと思いますし、競馬までしっかりとケアをして、良い状態で送り出したいです」
(ここまでの調整について)
「前走は競馬の1週前に一杯にやりまして、当該週は微調整程度でした。今回はそれを逆にして、前走以前の過程に戻しました。前走が今までとは違い、
イレギュラーなケースでしたので、今回はいつも通りの調教内容に戻してみました。(馬もそれに)合わせてくれていると信じています」
(前走の
皐月賞9着を振り返って)
「いつも通りの覇気がなかったということで、その調教過程が影響したのかなと反省していました。
(
弥生賞で見せたポテンシャルは高いと)そう思いますので、
カデナ本来の力を発揮できるように持っていってあげたいです」
(今回のレースに向けて)
「折り合いがつく馬ですし、東京の2000mでも実績のある馬なので、あと400m・2ハロンが問題になることはないと思います。
私にとっても騎手にとっても悲願のダービーとなりますが、
カデナにとってはそれこそ一生に一回の、今回限りのチャレンジになります。良い状態で送り出したいと思っています。
いろいろと責任を背負っていますし、重責を感じています」
(取材:米田元気)
ラジオNIKKEI