登録時点で12頭と少頭数になった今年の
マーメイドS。人気は
武豊騎手と
トーセンビクトリーのコンビに集まりそうだ。
中山牝馬Sに続く重賞2勝目なるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■6/11(日)
マーメイドS(3歳上・牝・GIII・阪神芝2000m)
トーセンビクトリー(牝5、栗東・角居勝彦厩舎)は今年3月の
中山牝馬Sで重賞初制覇を果たした。続く
阪神牝馬Sでは6着に敗れたが、これは重馬場と距離短縮が影響したか。2000mで相手のレベルも楽になるここでの巻き返しを期待したい。
マキシマムドパリ(牝5、栗東・松元茂樹厩舎)は1月の
愛知杯で重賞初制覇。続く
大阪城Sでは13着と大敗してしまったが、これは直線で完全に前が塞がってしまったためで、評価を落とす必要はない。その後に軽症ながら脚を痛めたため、今回は状態がカギとなるが、問題なければ巻き返しは必至だろう。
その他、牝馬重賞で3連続3着の
クインズミラーグロ(牝5、美浦・和田正道厩舎)、長期休養明けの前走を制した
アースライズ(牝5、栗東・
矢作芳人厩舎)、近走不振も地力上位の
ビッシュ(牝4、美浦・
鹿戸雄一厩舎)、
エリザベス女王杯5着の実績がある
プリメラアスール(牝5、栗東・
鈴木孝志厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時35分。