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エプソムC・G3」(11日、東京)
重賞初制覇へ、視界は良好だ。連勝で波に乗る
タイセイサミットは7日、栗東坂路を単走追い。4F51秒4-37秒7-12秒5をマークし、上々の仕上がりを披露した。「併せるつもりだったけど単走になりましたね。(きょうは)ビッシリやりたいということで。少しやり過ぎたけど、動きは悪くなかった」と玉井助手は好感触を伝える。
連勝の要因を「前走前の休養明けあたりから、歩様がいいと思っていました。硬さが取れて良くなっていますね」と分析。ここまで14戦で5勝、掲示板を外したのは2度のみで、それも6、7着と大敗は喫していない。「性格的に『やめた』と言ってもいい馬なんですけどね。競馬に行ったら頑張ってくれるんですよ」と頼もしげな様子。
今回の舞台について「距離、コースは問わない」と話し「調子は良さそうだし、上積みもある。力を出せればチャンスはある」と仕上げ人は力を込める。充実期を迎えた素質馬が、待望のタイトル奪取に手が届くところまでやって来た。
提供:デイリースポーツ