26日、中山競馬場で行われた
中山記念(GII・芝1800m)は、
田中勝春騎手騎乗の6番人気
バランスオブゲーム(牡7、美浦・宗像義忠厩舎)がスタート直後から先頭に立つと、直線でさらに後続を突き放し、1番人気
ダイワメジャーに5馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは1分48秒9(重)。さらに1.3/4馬身差の3着には4番人気
エアメサイアが入った。
勝った
バランスオブゲームは
父フサイチコンコルド、
母ホールオブフェーム(
その父アレミロード)という血統。99年セレクトセールにて870万円で落札されている。01年
新潟2歳S(GIII)で重賞初制覇を飾ると、その後も02年弥生賞、
セントライト記念、03年
毎日王冠、05年
中山記念(いずれもGII)を制すなど、重賞路線で息の長い活躍を見せている。通算成績26戦7勝(重賞6勝)。
鞍上の
田中勝春騎手、管理する宗像義忠調教師共に同レース連覇を達成。田中騎手は、
リミットレスビッドで制した
ガーネットS(GIII)に続く重賞制覇で通算35勝目。宗像調教師は
ウイングレットで制した05年中山牝馬S(GIII)以来の重賞制覇で通算11勝目となった。