高校生がサラブレッドを育てている新ひだか町の静内農業高校で、今月、オスの子馬が生まれ、生徒は「レースで活躍できるようないい馬に育ってほしい」と健やかな成長を願っています。
新ひだか町にある静内農業高校では全国の高校で唯一、サラブレッドを飼育する実習を取り入れています。
今月19日には、生徒たちが立ち会う中、オスの子馬が生まれました。
子馬は体重57キロで、茶褐色の体と額に伸びる白い模様が特徴です。
22日は飼育用の柵の中で、母馬に甘えるように寄り添って歩いたり乳を飲んだりしていました。
今後は生徒たちが子馬の世話にあたり、1歳になるとサラブレッドの競りに出す予定だということです。
出産に立ち会った静内農業高校2年の今泉萌さんは「無事に生まれてきてくれて安心しました。競りまでにけがをせず、レースで活躍できるようないい馬に育ってほしい」と話していました。
小林忍教諭は「出産予定日が遅れていたので少し心配でしたが、無事に生まれてくれてよかったです。競りまで大切に育てたい」と話していました。
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