30日(日)に新潟競馬場で行われる第17回アイビスサマーダッシュ(GIII)に登録をしている
フィドゥーシア(牝5、栗東・松元茂樹厩舎)について、追い切り後の金折知則調教助手のコメントは以下の通り。
(前走の韋駄天S1着を振り返って)
「“強かった”の一言です。直線1000mの方が向くとは思っていましたが、あそこまでのパフォーマンスを見せてくれるとは思わなかったです」
(前走後の調整について)
「韋駄天Sで凄いパフォーマンスを見せてくれたので、レース直後からガクッときたみたいです。こちらでも調整したのですが、一度大山ヒルズへ放牧に出まして、調整してもらいました。
(戻ってきたのは)1ヶ月と2週前ぐらいです。まだ息ができていなくて、それを整えるのに手間取りました」
(調教過程を振り返って)
「それまでは息の入りが荒かったのですが、そこで先週は本追い切りのつもりでやりました。その後は息遣いが良くなってきました。今週はCウッドで、直接向正面から出して、馬の気分に任せてサッと行かせました。最後だけ気合いをつける程度でやりました。先週辺りから凄く良くなってきて、今週の動きも、乗っていて、これなら走れそうだなと思いました」
(今回のレースに向けて)
「新潟は相性が良いので、直線1000mも前回パフォーマンスを見せてくれているので、悪くはないと思います。
お母さんがそうでしたが、歳を重ねるごとにだんだん成長してくれています。前までは坂路を中心にやっていましたが、今は坂路を織り混ぜながら馬場を中心に乗るようにしました。
この馬の武器はスピードです。スピードを生かして全力で走ってくれます。
できれば外枠が当たってほしいです。真っ直ぐ行ってくれればと思います。しかし、それだけは何とも言えません。前回でも良いパフォーマンスを見せてくれていますし、だいぶ馬も成長しています。良い結果を残せると思うので、応援して下さい」
(取材:米田元気)
ラジオNIKKEI