2015年の
日経新春杯と
日経賞(ともにG2)の勝利、今年の
天皇賞・春(G1)で4着などの実績がある
アドマイヤデウス(牡6、栗東・
梅田智之厩舎)の
オーストラリアへの移籍が決まった。
現地での所属はダレン・ウィアー厩舎。ウィアー師は
オーストラリアのトップトレーナーで、昨年も
トーセンスターダムが移籍し、豪G1で2着になるなど活躍している。
アドマイヤデウスは今後、
コーフィールドC(10月21日・芝2400m)、
メルボルンC(11月7日・芝3200m)と
オーストラリアでももっとも栄誉あるレースに参戦する予定。もともと今年の
天皇賞・春の4着後に、梅田調教師は同2レースへ参戦の遠征プランを明かしていたが、ウィアー師の元でこのタイトルを狙いに行くことになった。
また現地
メディアでは、日本国内所属時に
アドマイヤデウスと同馬主・同調教師であった
アドマイヤラクティが2014年の
コーフィールドCを制し、続く
メルボルンCのゴール後に急死したことも併せて報じられている。
厩舎の先輩・
アドマイヤラクティが勝利した
コーフィールドC、そして果たせなかった
メルボルンC勝利の夢を、
アドマイヤデウスが追いかけていく。