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マースプリントシリーズ最終戦の
セントウルS(GII・阪神芝1200m)に美浦から出走する
ラインミーティアと
スノードラゴンが、最終追い切りを消化した。追い切り後の各調教師のコメント。なお
ラインミーティアは、現在10ポイントで2位につけており、シリーズ優勝を狙える位置にいる。
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ラインミーティア(牡7・美浦・
水野貴広)について、水野調教師。
「今日の追い切りは、騎乗者も良かったと言っていましたし、高いレベルで状態は維持できています。開幕週の馬場が鍵になりますが、良い差し脚を持っていますので、それが生きる展開になってほしいですね。阪神競馬場自体は問題ないでしょう。前回重賞(
アイビスSD・GIII)は勝ちましたが、今回は千直から1200mになりますし、挑戦者の気持ちで臨みたいです」
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スノードラゴン(牡9・美浦・
高木登)について、高木調教師。
「前走(
CBC賞・GIII・5着)はあの位置取りから最後は良く詰めてきてくれました。雨が降ってこの馬にとって良い馬場になってくれましたね。そういう馬場が良いだけに、阪神の開幕週の馬場がどうかと思いますが、ペースが流れてくれれば終いは必ず良い脚を使ってくれますし、流れが向いてくれればと思います。1200mなら年齢を感じさせない競馬をしてくれると思います。
昨年のこのレースでは、騎手がテン乗りだったこともあって、前に出して競馬をしました。それで
スプリンターズSは行きっぷりが良くなり、競馬でも良い方向に出ましたが、それ以降のレースではそれが影響したのかチグハグな競馬になりました。そういう意味でも今回はこれまで通り、この馬の
スタイルの競馬をしようと思います」
(取材・写真:佐々木祥恵)