昨年10月28日の調教中の落馬で第一腰椎を破裂骨折し、今年2月7日に復帰した秋山真一郎騎手(42)=栗東・フリー=が、今週末の騎乗後に腰を固定している金属を取り出す抜釘(ばってい)手術を行うことが20日、分かった。24日に入院して25日に手術を終えた翌日からはトレーニングに励む予定だ。
秋山真一郎騎手は「デビュー以来、トレーニングをしたことがなかったんです。必要性を感じたことがなかったけど、今回は今までで一番大きいけがでした。今回をきっかけにトレーニングしていますが、特に返し馬でその効果を実感しています。フィット感や、はまりがいいんですよね。やっぱりきれいなフォームで乗りたいし、そこは譲れません。そのためにも、手術後はトレーナーをつけてここを鍛えていきます」と太ももの裏を指差した。
すでに6月19日の米子S・Lでラセット、翌日のマーメイドS・G3ではムジカの騎乗を依頼されている。「感謝しかないですね。その週から調教騎乗も再開する予定です。トレーニングの成果を見せたい」と、今まで以上のパフォーマンスを披露することを誓った。
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