安田記念といえば、例年だと1400m〜1200mを主戦場として走ってきたいわゆるスプリンターが先行争いを行い、流れが激化する。
しかし、今年は14頭立てで行われることもあり前走で1400m以下のレースを走っていた馬はラウダシオンのみ。去年も14頭立てだったが、ミスターメロディやセイウンコウセイ、ダノンスマッシュといった高松宮記念馬が先行争いに加わって行った。
ラウダシオンが逃げるかはさておき、逃げる可能性があるのはトーラスジェミニとギベオンくらい。この2頭でやり合ったとしても、後方に控える怪物牝馬を無視して先行争いに飛び込む有力馬はいないだろう。
有力馬で前に行けるのはラウダシオン、ダノンプレミアムなど。グランアレグリアも行こうと思えば行けるがG1でこの人気を背負っては行かない。このメンバーでG3ならルメール騎手は番手を取りに行きそうな気もするが。
ラウダシオンとダノンプレミアムに騎乗するのは共に大舞台に強いミルコデムーロ騎手と池添謙一騎手。一発狙うならスローペースの前残り。スローを演出する公算は高い。
特にダノンプレミアムは、スローペースではリスグラシューを撃破した経験や上がり3F32.2秒を使った経験もある末脚自慢。過去2回の安田記念は不利を受けたり、ハイペースに巻き込まれたりと結果が出ていないが、展開が一転する今年は一発がある。
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