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キタサンブラック産駒 コナブラック初陣

  • 2021年06月16日(水) 21時26分
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JRA・G1・7勝を挙げ、16、17年と2年連続で年度代表馬に輝いた名馬キタサンブラックの産駒が、いよいよデビューする。

父も所属した栗東・清水久厩舎のコナブラック(牡)が、日曜阪神の芝1600メートル戦で福永騎手を背に初陣を迎える。母系も優秀で、調教の動きも上々。父と同様に新馬勝ちを狙う。

北島三郎オーナーが引退式で「まつり」を歌いあげてから約3年半。一世を風靡(ふうび)したキタサンブラックの子が、JRAのターフに登場する。

記念すべき“産駒デビュー”を務めるのは、父も所属した清水久厩舎のコナブラックだ。体重は約490キロで、父のデビュー時より20キロほど小さめだが、黒い額に光る白い流星は偉大な父をほうふつさせる。「落ち着いていて、おとなしいところも父そっくり」と、清水久師は目を細めた。

5月末からじっくり乗り込まれ、軽快な動きを見せている。先週12日には師がまたがり、Cウッドで6ハロン80秒0−12秒4の好時計をマーク。「この時期の2歳としては合格です」と師の評価は上々だ。担当の宮本助手も「扱いやすいですよ。ハミを取って前向きに走っているし、デビュー戦から動けると思います」と好感触だ。

JRA・G1・7勝の父に加え、母系の血も魅力たっぷりだ。4代母バレークイーンの子孫にはダービー馬フサイチコンコルド、皐月賞馬アンライバルドやヴィクトリーなど活躍馬が多く並ぶ。祖母アンブロワーズは阪神JF2着のスピード馬。「母系は短距離でもいいですし、阪神の1600メートルもいいんじゃないですか」と、師も初陣の舞台適性に期待をかける。

先週は同じ新種牡馬のドレフォン、シルバーステート産駒が新馬戦を勝ち上がった。現役時代の実績では抜けているキタサンブラックの産駒も負けてはいられない。「ここまで何事もなく思い通りの調整ができた。楽しみです」と師。偉大な父の背中を追って、子供たちの戦いが始まる。【木村有三】
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https://p.nikkansports.com/goku-uma/news/article.zpl?topic_id=5&id=202106160000058&year=2021&month=6&day=16

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