現地時間28日、イギリスのドン
カスター競馬場で行われたレーシングポストトロフィーS(2歳・英G1・芝1600m・1着賞金12万2210ユーロ)は、R.ムーア騎手騎乗の
サクソンウォリアー(牡2、愛・A.オブライエン厩舎)が無傷の3連勝で優勝した。
同馬は日本産の
ディープインパクト産駒。母は
クールモアスタッドが所有し、A.オブライエン調教師が管理したメイビー(父
ガリレオ)。現役を退くと日本で繁殖生活をスタートし、
ディープインパクトと交配。2015年1月26日に北海道安平町で生まれたのが
サクソンウォリアーで、離乳が済んだ2015年10月にアイルランドに渡った。
管理するA.オブライエン調教師はこれで年間G1勝利数を26とし、新記録を達成。また、この勝利により
サクソンウォリアーは、ブックメーカー各社が4〜5倍のオッズを掲げて英ダービーの前売り1番人気に推されている。