11月4日(土)に東京競馬場で行われる
京王杯2歳S(GII・芝1400m)に美浦から出走する注目馬について、追い切り後の各調教師のコメント。
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タワーオブロンドン(牡2・美浦・
藤沢和雄)について、藤沢調教師。
「これまで3戦、競馬を使ってきていますし、今週(11/1)の追い切りはあの程度で良いと思います。前走(
ききょうS・OP・1着)は展開に恵まれた面もあったかもしれませんが、良い競馬でした。東京コースで使いたかったですし、1400mも良いのではないかと思います。
祖母は
シンコウエルメスですし、血統的にも元々期待していました。今回どんな競馬をするかで、この馬の力がわかるでしょう。このレースの内容次第で、次は
朝日杯FS(GI)に向かいたいと考えています」
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トーセンアンバー(牝2・美浦・
菊沢隆徳)について、菊沢調教師。
「前半から早めに行きそうな馬がたくさんいるので、そのあたりを考慮してこのレースを選択しました。
テンションが高い馬なので、カッとさせないようにそっと調整をしてきました。一筋縄ではいかない血統ですが、能力はありますし、終いを生かす競馬ができれば面白いと思います」
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ピースユニヴァース(牡2・美浦・
尾形和幸)について、尾形調教師。
「前走(未勝利・1着)は人気になっていましたし、勝ちに行く競馬をしたら、やはり掛かってしまいました。馬の具合は良いですし、今回は前半
リラックスをして競馬ができればと思います」
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ニシノウララ(牝2・美浦・
伊藤大士)について、伊藤調教師。
「前走(
サフラン賞・500万下・4着)は休み明けという感じでフワフワしていましたが、1度使ってピリッとしてきました。日曜日にもやっていますし、今週(11/1)は坂路で軽めに追い切りました。馬は仕上がっていて、状態は本当に良いです。
新馬戦で能力の高い馬を負かしたこともあり、今回は重賞を選択しました。これまでは2番手からレースをしていますが、スタートが速い馬ですし、ハナに行っても良いかもしれないですね」
(取材・文:佐々木祥恵)