東京11Rの第53回
京王杯2歳ステークス(GII、2歳、芝1400m)は1番人気
タワーオブロンドン(
C.ルメール騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分21秒9(良)。2馬身差2着に5番人気
カシアス、さらに1/2馬身差で3着に4番人気
アサクサゲンキが入った。
タワーオブロンドンは美浦・
藤沢和雄厩舎の2歳牡馬で、
父Raven's Pass、
母スノーパイン(母の
父Dalakhani)。通算成績は4戦3勝。
〜レース後のコメント〜
1着
タワーオブロンドン(
ルメール騎手)
「強い馬です。前回は楽勝でしたが、今日は
ステップアップしてたくさんいい馬がいましたが、自信がありました。調教の動きも良く、馬の状態は良かったです。いいスタートから流れに乗って、いい反応でした。1600mも大丈夫でしょうが、体はス
プリンターで、力はとてもあります。1600mはギリギリかもしれませんが、期待します」
(
藤沢和雄調教師)
「いいスタートでしたし、内容は良かったです。この後は放牧に出して、
朝日杯FSも候補に入れて、次のことを考えます」
2着
カシアス(浜中騎手)
「今日は久々の競馬で気負っていました。それでも我慢出来ていましたし、初めての左回りでも鋭く伸びています。距離は1600mくらいまでこなせると思います。今日は馬体が減ってさびしかったので、ふっくらしてくるとさらに良くなります」
(
清水久詞調教師)
「函館以来の休み明けで、初めての輸送、左回り、距離も1ハロン延びての2着ですから、メドが立ちました。
朝日杯FSはさらに1ハロン延びますが、上積みもあるでしょうし、対応出来るようにやっていきます」
3着
アサクサゲンキ(
武豊騎手)
「1400mでもいいレースをしてくれました。ベストは1200mかなという感じはしますが、十分やれています。状態は前回より良くなっていますね」
4着
ピースユニヴァース(内田博騎手)
「馬群を嫌がらなくなりました。今までは勝ちに行っていた分、掛かってしまいましたので、今日は
リラックスして走らせることに専念しました。馬なりで落ち着いてレースを進めることが出来たのが大きな収穫です」
7着
エントシャイデン(蛯名騎手)
「今日は新馬戦の時のように弾けませんでした。1400mは忙しくて脚がたまっていない感じがしたので、もっと距離があった方がいいと思います」
8着
タイセイプライド(
M.デムーロ騎手)
「敗因がよく分かりません。一生懸命走っていましたが、直線の坂の下できつくなってしまいました。久々の分なのでしょうか」
ラジオNIKKEI