14日、ヨーロッパにおける年度代表表彰であるカルティエ賞が発表され、
エネイブル(牝3、英・J.ゴスデン厩舎)が
年度代表馬に輝いた。
エネイブルは父
Nathaniel、
母Concentric、
その父Sadler's Wellsという血統の3歳牝馬。主戦騎手はL.デットーリ騎手。英
オークス、愛
オークス、
キングジョージ6世&
クイーンエリザベスS、ヨークシャー
オークス、そして日本馬
サトノダイヤモンド・
サトノノブレスも参戦した
凱旋門賞とGIを5連勝し、今年は7戦6勝の成績だった。「3歳馬による
凱旋門賞と
キングジョージの同一年勝利」は
ミルリーフ(1971年)・
ダンシングブレーヴ(1986年)・
ラムタラ(1995年)に続く大記録で、牝馬としては
エネイブルが史上初となった。
管理するJ.ゴスデン師は
凱旋門賞の直後には、これが年内最後の出走であるとインタビューで答えていたが、来年の“新装ロンシャン初”の
凱旋門賞制覇にも意欲を見せていた。