12年3月に
リニューアルオープンした中京競馬場。コース拡張により、従来の平たん小回りから、長い直線に加えて坂のあるタフなコースに生まれ変わった。チャンピオンズCが行われる中京ダート1800メートル。新装以降、この舞台を最も得意とするのが藤岡康だ。16勝を挙げ、首位に立っている。
きっと、独自の攻略法があるに違いない。「数多く乗せてもらっているから」。そう言って謙遜するが、「その分、つかめている部分はあるかも」と話す。自身の分析はこうだ。「他とはコーナーの形が違うし、坂もあって難しい。基本は逃げ有利だが、坂で止まる馬もいる。馬の特徴にもよるけど、4コーナーで惰性をつけた方がいい」。今回、コンビを組む
キングズガードには「展開に左右されるけど、脚は使う。上手に立ち回れば大きな差はない」と末脚を信頼する。コース巧者の腕前に注目したい。(デイリースポーツ・井上達也)
提供:デイリースポーツ