10日、中山競馬場で行われたカペラS(3歳上・GIII・ダ1200m)は、スタートを決めて先団の後ろにつけた津村明秀騎手騎乗の4番人気ディオスコリダー(牡3、栗東・高橋義忠厩舎)が、直線で前を交わして抜け出し、中団から追い上げてきた8番人気スノードラゴン(牡9、美浦・高木登厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分11秒0(良)。

　さらに1.1/4馬身差の3着に2番人気ブルドッグボス(牡5、浦和・小久保智厩舎)が入った。なお、1番人気ブルミラコロ(牡5、栗東・大久保龍志厩舎)は10着、3番人気サイタスリーレッド(牡4、栗東・佐藤正雄厩舎)は15着に終わった。

　勝ったディオスコリダーは、父カネヒキリ、母エリモトゥデイ、その父ワイルドラッシュという血統。前走の西陣S(1600万下)に続く連勝で初の重賞タイトルを獲得した。

【勝ち馬プロフィール】
◆ディオスコリダー(牡3)
騎手：津村明秀
厩舎：栗東・高橋義忠
父：カネヒキリ
母：エリモトゥデイ
母父：ワイルドラッシュ
馬主：野嶋祥二
生産者：前谷武志
通算成績：11戦5勝(重賞1勝)