10日、阪神競馬場で行われた
阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳・牝・GI・芝1600m)は、中団でレースを進めた
石橋脩騎手騎乗の2番人気
ラッキーライラック(牝2、栗東・
松永幹夫厩舎)が、直線で外から脚を伸ばして、一旦先に抜け出していた3番人気
リリーノーブル(牝2、栗東・
藤岡健一厩舎)を捕らえ、これに3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分34秒3(良)。
さらに1/2馬身差の3着に4番人気
マウレア(牝2、美浦・
手塚貴久厩舎)が入った。なお、1番人気
ロックディスタウン(牝2、美浦・二ノ宮敬宇厩舎)は9着に終わった。
勝った
ラッキーライラックは、父
オルフェーヴル、
母ライラックスアンドレース、その父
Flower Alleyという血統。新馬戦、
アルテミスSに続く無傷の3連勝で見事2歳女王に輝いた。また、本馬の父
オルフェーヴルは初年度でGI制覇、鞍上の
石橋脩騎手は2012年
天皇賞(春)の
ビートブラック以来のGI制覇となった。
【
石橋脩騎手のコメント】
新馬の時からセンスが良い馬なので、(レースプランは)スタートを出してから決めていこうと考えていました。思ったよりは少し後ろの位置になりましたが、上手く折り合っていましたので、前走より良い脚が使えると思っていました。4コーナーで素晴らしい手応えでしたので、あとは合図を送るだけでした。
ビートブラックで(GIを)勝たせていただいてから長かったですが、もう一度勝ちたいと思って自分なりに努力してきましたので、本当に良かったです。
【勝ち馬プロフィール】
◆
ラッキーライラック(牝2)
騎手:
石橋脩厩舎:栗東・
松永幹夫父:
オルフェーヴル母:ライラックスアンドレース母父:
Flower Alley馬主:サンデーレーシング
生産者:ノーザン
ファーム
通算成績:3戦3勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2017年
アルテミスS(GIII)