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最後のアーリントンミリオンは伏兵逃げ切り

  • 2021年08月15日(日) 22時03分
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<ミスターディーS(旧アーリントンミリオン)>◇14日=アーリントン(米国)◇G1◇3歳上◇芝2000メートル◇出走8頭

今秋で閉場するアーリントン競馬場で、最後の「アーリントンミリオン」が行われた。競馬場の創設者であるR・ダチョソワ氏に敬意を表し、「ミスターDステークス」のレース名で施行。8頭立て5番人気の伏兵トゥーエミーズ(セン5、H・ロバートソン、父イングリッシュチャンネル)が鮮やかな逃げ切りを決め、G1初制覇を果たしている。鞍上はJ・グラハムで勝ちタイムは2分3秒34。

G1を3連勝中で、先日発表されたロンジン・ワールドベストレースホースランキングで7位タイのドメスティックスペンディング(セン4、C・ブラウン、父キングマン)は追い込み届かず首差の2着に敗れた。

米国夏競馬の風物詩であり、世界で最初のミリオンレース(総賞金100万ドル競走)として知られたアーリントンミリオン。かつてはジャパンCとの関係も深かった。第1回(81年)の覇者はジョンヘンリー(84年に2度目の勝利)。90年はゴールデンフェザント(翌年JCでメジロマックイーンを撃破)、92年はディアドクター(同年JCでトウカイテイオーの3着)、93年はスターオブコジーン(同年JCでレガシーワールドの5着)、94年はパラダイスクリーク(同年JCでマーベラスクラウンの2着)が制している。

近年もアーリントンミリオン活躍馬の血が日本の競馬界と深く関わっていることに変わりはない。09年覇者ジオポンティは今年の2歳新種牡馬ドレフォンの父。11年ケープブランコ、17年ビーチパトロール、19年ブリックスモルタルは日本国内で種牡馬としてけい養されている。
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https://p.nikkansports.com/goku-uma/news/article.zpl?topic_id=1&id=202108150001030&year=2021&month=8&day=15

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