2日の
大阪杯(GII)3着後に左後繋靭帯不全断裂を発症し、競走能力喪失と診断されていた、05年
天皇賞・春(GI)勝ち馬
スズカマンボ(牡5歳、栗東・橋田満厩舎)が、19日付けで競走馬登録を抹消することになった。今後は生まれ故郷のグランド牧場で種牡馬になる予定。
スズカマンボは
父サンデーサイレンス、
母スプリングマンボ(
その父Kingmambo)という血統。03年8月にデビュー、2戦目で初勝利し、萩S(OP)で京都・芝1800mの2歳レコードを記録するなどの活躍を見せた。04年は
京都新聞杯(GII)2着、
日本ダービー(GI)5着、秋初戦の朝日チャレンジC(GIII)で重賞初制覇となった。05年大阪ハンブルグC(OP)3着から臨んだ
天皇賞・春では、13番人気の低評価を覆しGI初制覇となった。秋は
天皇賞・秋、
ジャパンC、
有馬記念(全てGI)と着外に敗れていたが、年明け初戦の
大阪杯で3着に入り底力を示していた。通算成績19戦4勝(重賞2勝)。