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有馬記念・G1」(24日、中山)
公開枠順抽選会が21日、都内のホテルで行われた。なお、馬券は22日から一部ウインズで前々日発売される。残り5頭。柳楽優弥の抽選により馬名をコールされた
シュヴァルグラン。抽選を引き受けたボウマンが、右手で迷うことなく手にしたボールに書かれた馬番は「10」だった。
2枠と5枠、8枠15番の計5つが空いていた状況で「3か4番が良かった」と苦笑い。ただ、8枠15番は避けられたとあって「外枠じゃなくて良かった。あとは道中、どう馬を
リラックスさせて行くかを考えたい」と気持ちを切り替えた。
友道師も好意的に捉える。14番だった昨年(6着)を振り返り、「昨年より内で良かった」と笑顔。「前に行く馬がいるだろうから、
ジャパンCのようにマークする競馬ができれば」と先行策を描く。
抽選を見守った“大魔神”佐々木主浩オーナーは「真ん中でいいと思う、と友道師と話していた。あとはボウマンにお任せ。楽しみにしています」と力を込めた。全権を任された鞍上は「自分は自分の努力をするだけ」とキッパリ。
ジャパンCに続くG1連勝をにらんだ。
提供:デイリースポーツ