2018年にG1のNHKマイルカップを制し、今年初めにオーストラリアへ移籍したケイアイノーテックが現地21日のG1ウィンクスステークス(芝1400m)で新天地デビューを飾る。
ケイアイノーテックはディープインパクト産駒の6歳馬。全兄にオーストラリアのマイル戦線でG1を3勝と大活躍したフィアースインパクトがいる。日本では3歳時のNHKマイルカップ制覇後は勝利がなく、通算24戦3勝だった。
豪競馬メディア『racenet.com』によると、フィアースインパクトも管理していたMスミス調教師は「スタイルのいい馬で、間違いなくここで重賞を勝てる。フィアースインパクトにそっくりだ」とコメント。「違うのは、フィアースインパクトは1400メートルからマイルを得意とし、ケイアイノーテックはマイルから2000メートルの馬ということかな」と語り、「(今回の)1400メートルは少し短いかもしれないが、まだよくわからないからね」と語っており、手探りでの移籍後初戦になりそうだ。
今年のウィンクスSには、昨年のレースでフィアースインパクトを3着に退けた名牝ベリーエレガントをはじめ、4月に豪G1ドンカスターマイルを制したカスカディアン、3月のG1ローズヒルギニー勝ち馬モウンガ、G1オーストラリアンオークス馬ハングリーハートら強豪が多数エントリーしている。
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